天使のほどこし
帰り道



「ここじゃまずいよ…」




聞き覚えのある声



マンション地下駐車場の影を覗くとあの人達がいた





目の前で胸を揉みだし



キスをして



首筋を舐めて



そのたびにあの人は感じていた




俺はその場から逃げ出した
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