∞いちしのはな∞
そういえばプロポーズしたのは
こんなシチュエーションだった。
彼女も僕も休みの日で、彼女はソファーでうたた寝をしていた。
薄い乳白色のカーテンから橙色の西日が差し込み
フローリングを反射板にして部屋中を橙色にして
僕は何故か、見慣れたその寝顔に見入っていたんだ。
何度も、何年も見てきた其の寝顔に
見とれると云う表現は違い、確かに見入っていた。
単純に、ずっと見ていたいと
思った時には口から言葉は出ていた。
こんなシチュエーションだった。
彼女も僕も休みの日で、彼女はソファーでうたた寝をしていた。
薄い乳白色のカーテンから橙色の西日が差し込み
フローリングを反射板にして部屋中を橙色にして
僕は何故か、見慣れたその寝顔に見入っていたんだ。
何度も、何年も見てきた其の寝顔に
見とれると云う表現は違い、確かに見入っていた。
単純に、ずっと見ていたいと
思った時には口から言葉は出ていた。