∞いちしのはな∞
「いってきまーす。」


残酷もいいところだろう。
神様は居ないのか?


僕はぐずぐず窓枠にうなだれて
ゆらつく熱気の中を歩く彼女を恨めしく見下ろした。




今日も、いい天気。

悲しいくらいに、いい天気。
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