想いを託して
「エミは俺が他の女と遊んでても何も言ってこなくて、この子も遊びで俺と付き合ってるのかなって思ってて」
どうして彰がそんな事を思うの?
そう思ったのは、わたしじゃなかったの?
「だから、遊ぶのを俺は辞めなかった」
もっと、寂しそうな顔になる。
「だけどエミが今日、泣き叫んだことでやっと気づいた」
「わたし・・・あんまり覚えて無くて。何て言ったの?」
「”彰はわたしを何だと思ってるの!?彼女なのに何でこんなに寂しいの!?わたしは誕生日もクリスマスも・・・いつも一緒にいたかったのに!わたしだけのひとになってほしかったのに!彰の彼女はもういやなの!”・・・って」
どうしてなのよ。
傷ついたのはわたしなのに、彰はもっと傷ついた顔をしてる。
どうして彰がそんな事を思うの?
そう思ったのは、わたしじゃなかったの?
「だから、遊ぶのを俺は辞めなかった」
もっと、寂しそうな顔になる。
「だけどエミが今日、泣き叫んだことでやっと気づいた」
「わたし・・・あんまり覚えて無くて。何て言ったの?」
「”彰はわたしを何だと思ってるの!?彼女なのに何でこんなに寂しいの!?わたしは誕生日もクリスマスも・・・いつも一緒にいたかったのに!わたしだけのひとになってほしかったのに!彰の彼女はもういやなの!”・・・って」
どうしてなのよ。
傷ついたのはわたしなのに、彰はもっと傷ついた顔をしてる。