心日和、キミあられ
走って、走って走る。
今までの思いを、今までの想いを。
過去にすることなんて何回も考えた
何度も諦めようとした
でもできなかったのは
あたしが弱虫だったんじゃなくて、あたしがしつこかったんじゃなくて、あたしがダメな子だったんじゃなくて。
いや、ダメな子だけど。
ただ、好きなの。
ただ好きだっただけなの。
弱虫、しつこい、ダメな子なんかの気持ちより何倍もの気持ち
愛しかった
恋しかった
あなたに関われない自分が、弱虫なあたしが可哀想で蓋をしようとしたの
でも、蓋なんか閉まらない
気持ちは時を追うごとにどんどん膨れ上がって行くのだから
そう、許容範囲量がない風船。
昨日より今日が
一時間前より今が
一分前より今の方が
あなたが恋しいの