心日和、キミあられ
半分諦めていたようなものだけど、
かすかな希望にすがりついていたあたしは醜い。
もう泣くしかなかった。
笑うしかなかった。
諦めるしかなかった。
今でも思い出す程のあの絶望感。
返ってきたメールは、
『ばーか。俺とお前は一生最高のダチ!』
淡い、でも本気で好きだった恋にさよならをしなければならなかった。
涙で曇った携帯の入力画面に写った言葉達は、
『ありがとっ☆あたしもそうだと思ってるよ。あーあ、早く恋したいなあ。』
あたしの精一杯の強がりでした。