オフサイド
「小1から」
「へぇー!じゃ、そのときからジュニアユースに入ってたの?」
「うん。まっ、そういうこと。でも、自分からじゃないけどね」
「えっ?自分からじゃないって…?」
「お袋が勝手に申し込んだんだ」
「そうなんだ。お母さん、榊くんにサッカーをやらせたかったんだね」
「うん。俺は一人っ子だし、小さいときはずっと身体が弱かったから。風邪は引きやすいし、拗らせて気管支炎や肺炎を起こして入院するような子だったから心配したんだろうな」
「そうだったんだ…」
意外だった。
スポーツマンで、病気とは一切無縁のように思っていたから。
「お袋は始め、身体を鍛えさせるためにスイミングをやらせたんだ。お陰でだいぶ丈夫な身体になったけどね。
ちょうど俺が小学生になるとき、地元Jリーグがジュニアユースの募集を始めたんだ。そのチラシを見たお袋は、何かピンときたんだろうな。俺に一言も言わず、勝手に申し込んできたよ!」
「へぇー!そうだったんだ」
「へぇー!じゃ、そのときからジュニアユースに入ってたの?」
「うん。まっ、そういうこと。でも、自分からじゃないけどね」
「えっ?自分からじゃないって…?」
「お袋が勝手に申し込んだんだ」
「そうなんだ。お母さん、榊くんにサッカーをやらせたかったんだね」
「うん。俺は一人っ子だし、小さいときはずっと身体が弱かったから。風邪は引きやすいし、拗らせて気管支炎や肺炎を起こして入院するような子だったから心配したんだろうな」
「そうだったんだ…」
意外だった。
スポーツマンで、病気とは一切無縁のように思っていたから。
「お袋は始め、身体を鍛えさせるためにスイミングをやらせたんだ。お陰でだいぶ丈夫な身体になったけどね。
ちょうど俺が小学生になるとき、地元Jリーグがジュニアユースの募集を始めたんだ。そのチラシを見たお袋は、何かピンときたんだろうな。俺に一言も言わず、勝手に申し込んできたよ!」
「へぇー!そうだったんだ」