きゅん。

告白

放課後の理科室。


実験をする机に腰掛け、
足をぶらぶらさせながら待っていた。


翔太…何の用だろう?


まさか…ね…




゛ガラッ゛


「わりぃ!待った…よな?」

「待ちまくりましたー」


「すみません…(泣)」



――――――‐‐



それから少しふざけた後、本題に入ることにした。


「それで、話ッて…」


「あ、うん。えっと…」




翔太はなかなか言い出さない。


「もうッ焦れったいなあ!!何か言ってくれなきゃわかんないよ…」


「じゃ、じゃあ…言う?」


「なんで疑問系なの!?
言ってください!!!!」


翔太は、スーッと息を吸い込むと、叫んだ。


『由美が好きだーーッ!!!!』


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