初恋




―振られてしまった。

健人はしばらく部屋に引きこもり、勉強も何も出来ずに過ごした。


考えてしまうのは聖美のことばかりだった。


彼女を忘れてしまうことはどうしても出来ない。


理由も無くただ謝るなんて納得出来ない。

想いはますます膨らむばかりだ。



「よし、決めた!」
健人は決意した。




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