初恋
健人はそう言い、すぐに聖美にキスをした。
「…んっ…」
(やべー止まんない…)
舌を入れて、聖美をベッドに押し倒していた。
「―あっ嫌っ!たけっ…」
気付くと、キャミソールの中に手を入れていた。
「…あ、ごめんっ!」
我に返り、慌てて手を放した。
聖美は真っ赤になっていた。
「…ごめん、こんなことして…」
聖美は黙って首を降った。
「俺、聖美が良いって言うまで、待つから」
「健人…」
「大丈夫!我慢出来るよ!多分…」
「ありがとう。嬉しい」
彼女の笑顔を見ると、約束したことが守れるかすぐ不安になってしまった。