君の約束
校門をくぐると多くの人で溢れ返っていた。
「うわっ、人多いな〜」
人込みが嫌いな俺は人が少ない所で人が居なくなるを待つことにした。
「お〜い、零児」
何処からか俺を呼ぶ声がした。
その声の持ち主は風間仁(かざま じん)だった
仁は俺の中学校からの親友だ
「よっ、仁」
「よっじゃないだろ
なんでこんな所に居るんだよ会場違うだろ」
走って来たのか凄い息を切らしていた。
「俺が人込み嫌いな事知ってるだろ
ってかよくこんな人込みで俺を見つけたな」
「馬鹿お前自分の身長考えてから言えよ
こんなバカデカイ奴嫌でも目にはいるから」
確かに俺はデカイ185㎝は絶対にある。
「そうだな、俺はお前と違って小さく無いからな」
仁は俺とは逆にかなり小さい160㎝も無いと思う。
「ウッセー、嫌奴だなお前
その身長少しよこせよ」