ターニングポイント
「涼介、経験はある?」
俺はどきりとしてとっさに何も言えず、目を泳がせた。
それだけで彼女にはわかってしまったらしい。
「教えてあげる。
それとも…
私じゃ、いや?」
俺はかすかに首を振った。
「いやじゃない。
俺も陶子さんが……」
言いかけると、唇を人差し指で押さえられた。
「陶子って呼んで」
「陶子……」
俺が名前を呼ぶと、彼女は顔を伏せ、唇を合わせてきた。
何度も唇を甘く噛み、舌をからめ……
俺はどきりとしてとっさに何も言えず、目を泳がせた。
それだけで彼女にはわかってしまったらしい。
「教えてあげる。
それとも…
私じゃ、いや?」
俺はかすかに首を振った。
「いやじゃない。
俺も陶子さんが……」
言いかけると、唇を人差し指で押さえられた。
「陶子って呼んで」
「陶子……」
俺が名前を呼ぶと、彼女は顔を伏せ、唇を合わせてきた。
何度も唇を甘く噛み、舌をからめ……