青汁とカプチーノ

理想の人♪




「紗梨ちゃん……」


えっ??なになに?!


キスでもされたりして?!←



まじまじとあたしを
見つめる倉井くん。


心臓が速くなる……。

トクトクトクトクトク。

トクトクトクトクトク。

トクントクントクン。



「メアド、交換しよ?」



……お〜いっ。

……あたし、バカか。



(てか、ファーストキス
も、まだなんですよね。)




「うん♪いいよっ!!」



…期待しすぎてるよ。
自惚れすぎー。

↑いつもね。


まぁ、キスじゃなくて
若干ホッとしてるけど。

↑どっちだよ。



「じゃー、夜、
メール送る!また明日なっ!」


…またあした?!


「うん…明日っ!!」




…ってことはぁぁ〜!!!



明日も…喋ったり
できんのかっ?!?!?!


これは……運命の??!


運命の出会いだ!!!!


倉井君が見えなくなった
のを確認してから
夕日に向かって叫んだ。




「おっしゃー!!!!!」



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