あたし
ある日気づきました
あたしは2年生
先輩は3年生
もうすぐ先輩は卒業してしまう…。

先輩が卒業するなんて実感わかなくて前日に川嶋あいの「帰らぬ日々を…」を聞いて初めて泣きました
もっと話せばよかった…
もっと仲良くなればよかった…
二年間ずっとサボってた自分を
後悔しても今更ダメな事ばっかりでした


可愛くもなくて勉強が出来るわけでもない水泳が特に早いわけでもない天然パーマの自分に嫌気がさしました。
人を好きになるのに資格も条件もないはずなのに何もないあたしは好きな人と仲良くなってはいけないと思っていたのです。
今思うとすごくバカな事だけど

占いをしようにも彼の血液型も誕生日も解らなくて…ほんとになあんにも知らなかったけど彼の笑顔だけに2年間ずっとずっと励まされていた自分がいました。
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