死発列車



しかし…



「ギャァァァアアアァアア…!!」
田端の手が大きく光って辺りに火の粉が散り、その瞬間 田端は地面に叩きつけられた…


「…キャァアアアアア…!!」
立川が目を閉じて叫んだ。


「…くそっ…!…どうなってんだよ…!!」

左藤も目を開けていられなかった。
もはや誰もが恐怖に怯えていた。


しかしその中であの子持ちの母親は不敵な笑みを浮かべていた…


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