死発列車



「…あんた達…もう落ちなさいっ!!……さぁ早く…!!!」

「…おいてめぇ、………さっき言った約束覚えてるだろうな……!……てめぇが落ちたら………コイツも落とすとよ……!!」

「そ…そんなの聞いてない…!……わっ…やめて!わっ………イヤァアアアアァアーーー…………」

女は姿を消した…



生後10ヶ月の娘を置いて…


無惨な光景だ…






そして左藤は約束通り、女の子供を投げ飛ばすために慎重に片手ずつ離し、赤ん坊が入っている服を脱いだ。






そのまま……………













「……待って!!」

立川が突然叫んだ。



「……なんだよ…!コイツは約束通り殺すんだ…!!止めても無駄だぜ…」

「…でも聞いて……!……その子はこのゲームでプレイヤーとしては数えられてないの…!」
ラインは驚いた顔で立川を見た。

「……え!?」

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