死発列車
「………立川とは友達以上になりたいんだ……」
立川はラインの気持ちを悟る。
「…俺今まで言えなかったけど……立川とこんな風に話したかったんだ………自分に自信を持てなくてな………こんな形で…本当に悪い……ただ最後に、お前にどうしても伝えたかったんだ……俺は……………お前が………立川のことが好きだ…!」
立川から再び大粒の涙が出る……
「………だったら…だったらなんで!?………なんで落ちるなんて言うの…!?」
まるで子供の泣き事のように話す。
「…死ぬときだって一緒よ……!!」
ラインは驚いた。
「…あたしもずっと立川く……………………ラインのことずっと見てた……!……………あたし……ラインが遠い存在に見えてて近づけなかったの!!…あたしも好きなの!!」
その姿に心うたれた。
ラインにようやく決心がつく…
「…ありがと………それを聞けて……ホント良かった……」
その言葉しか返せなかった。