幻想美術館
一人の男が立ち上がり、口から酒を吹き出して、たいまつに火をつけた。

それを合図に、美しい羽飾りをつけた男達が踊り始めた。

異国の不思議なリズムにのって、男達は怪しげな踊りを踊る。

まるでそれは、気がふれているかのようだった。
男達は、叫びながら、獣のような動きで踊り狂っていた。
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