7年
その夜、ゆきにメールをした。


「ゆき…久しぶりだね、どうしてる?話しがあるから、会いたいなぁ〜!」



ゆきからすぐに返信がきた


「明日休みだからいいよ、亜紀は明日は仕事かな?」


ゆきにすぐ返事をかえす



「わたしも休みだよ。じゃあ明日、会おうね」



次の日…


ゆきといつものファミレス


「さっそくだけど、亜紀、話って…なに…?」


「うーん、少し前にゆきに話したよね、キムタク似のかっこいい人にバスであうって…」


「なんかあったんだぁ」


もう、ゆきは興味深々でわたしの顔をのぞきこむ


「それがね、定期を落としてその彼が拾ってくれてね…メルアドと電話番号もらったの……」


「えっっいいなぁ?私もそんな、かっこいい人にもらいたぁ〜い」


ゆきに話するんじゃあなかった…


そんなのダメだよ


って言ってくれると思ったのに。



止めてくれると思ったのに……



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