7年
「おはよっっ…亜紀ちゃん…バスであうの、ほんと久しぶりだね…」



「直樹…なんか良いことあったの?機嫌いいから〜」


「亜紀にこうやって会えたからかな…?」



直樹の瞳がキラキラしてる


それとあのいい匂い…


直樹の匂い……




ふと、いつも乗ってる、おねいさんの視線を感じた。


きっと不思議に思ってるよ



たしか直樹をバスでみて以来……



あれから……



もう4年もなるよ…



4年なんてあっと言う間だった……。



お互いの状況が変わらないまま…




だから……



こうやって……



まだ直樹と



同じ場所にいれるんだよね



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