7年
そのまま、海沿いをドライブする……



このまま、ずっと西に行くと、直樹と私の家の方向




直樹は車を運転しながらも、私の手をきつく、握ったまま……



ふと、時間が気になった



「直樹、今、何時かな?」


「今…2時だよ……気になるの…?」



「ううん、大丈夫…」




直樹が一瞬、悲しい顔をした……




このまま、時間が止まってくれればいい……




そう思った……



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