7年
もうすぐ待ち合わせした駅に着いてしまう




今日は寝れるだろうか?



「亜紀…帰るのがつらい」



ここで笑わないと、直樹が帰れない…




「直樹また、旦那がいないとき、ちゃんと早めに連絡するね、それと休みもちゃんと言うからね」




二人の間に約束はない…




「じゃあ、亜紀ゆっくり寝ろよ」



直樹は安心した顔で家族のもとへ帰っていった。



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