《年下彼氏》
千夏が悪い訳じゃないのは、わかっているんだ。


だけど、ちょっと俺の気持ちをわかってほしかっただけ。


取りあえず、千夏に、俺達の関係を公表する事を伝えた。


困った顔をしている千夏。


そんなのはおかまいなしさっ!


俺から千夏を奪おうとするヤツが現れないようにするには、こうするしかないから。


それと、俺以外の男としゃべるのも無理だな!!


千夏は俺のもんだからなぁ!


強引なのも、無理を言っているのもわかっているが、止められないんだよ。


俺は、千夏しか考えられねぇんだもん。


千夏は黙って俯いたまま。

ごめん…千夏。
でも、俺。
耐えられねぇんだ。


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