《年下彼氏》
「疑ったりして、すみません。じゃあ家まで、お願いしてもいい?」


「全然OK!!」

ぶつかった男の人はいきなり私の手を握った。


「きゃぁ!」


「ごめん、いきなり手握って。でもこうしないと、危ないから。」


知らない男の人に手を握られながら家までの道を教えながら歩く。


やだなぁ…コンタクト無くしたし、知らない人に送ってもらわなきゃいけないし。


もし、こんな所をあのイケメン一年生に見られてしまったら…マジ最悪じゃん。


まぁ、こんな所をイケメン一年生に目撃される訳ないかっ。


手を繋ぎ、無言でひたすら歩く二人。


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