《年下彼氏》
友達と一緒に登校して来たイケメン一年生。


その姿を二階の教室から見詰めていた。


と言うか、見とれてたんだけどねぇ。



その時、イケメン一年生が顔を上げて校舎を見上げた。





目が合っている…私を見ている。


私とイケメン一年生。
今、見つめあっている真っ最中。


周りのざわめきも聞こえない。二人だけの世界がそこにはある様に感じたのは、私だけなのかな?


目が離せない。
ドキドキがうるさくって。


それでも目を離さないイケメン一年生。


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