《年下彼氏》
誰もいない教室。

私達二人は抱き合っている。


私はまだ信じられないでいた。モテる心がなぜ私を選んだのか?


「ねぇ…聞いてもいい?」


「何?」

パッと私から手を離した心は私を見詰めている。


「なんで、私なのか教えて?」


「好きになったから…」


そう言った心の顔がみるみる赤く染まっていく。


凄く可愛いんですけど!


クスッとテレてる心を見て笑った私。


「何、笑ってんだよ!」


真っ赤な心がテレながら怒ってるしー!


なんか夢の中にいる気分。


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