《年下彼氏》

私の口の中には心の舌が入っている。


これってＤキス…？


頭が真っ白で何も考えられない。しかも、なぜか全身の力が抜けちゃって。


Ｄキスをしながら、私は心にゆっくりと押し倒されている。


ようやく、唇が離れたと思ったら今度は、首筋にキスした心。


「ダメ…」


力が入らない私は抵抗しようとしたが無理だったの。

こんな感覚は初めてで、体が浮いてるみたい。


恥ずかしいんだけど心地よくって。

「心…恥ずかしい」


そう言うと心はやっと、止めてくれた。


「ごめん。止められなかった…」


私は体中火照っていた。ドキドキがまだおさまらない。