《年下彼氏》
さっきまでの不機嫌な心はどこかへ行った様です。


「こっち来いよ。」


いつも、強引な心。私はそんな心が大好きだよ。


だから、ケンカはあんまりしたくないし、いつもラブラブでいたいじゃん。


こんな私を可愛いって言ってくれる心。


その言葉にテレながら心の隣りに座った。


「千夏、俺との約束忘れてないよな?」


「ん?何の約束?」


「お前に俺以外のヤツが近付いたら暴露するって約束。」


「う、うん…覚えてるけど…」


「さっきみたいな事があったら、たまんねぇから、俺は千夏の事隠さねぇ。」


「え??皆に言っちゃうの?私達の関係。」


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