《年下彼氏》
心は、いつになく真剣な顔でそう言った。


けど、私は不安なんだ。こんな普通な私に有名イケメン一年生が彼氏なんて、皆が知ったら何されるかわかんないじゃん。


私は不安な顔になっていたのか、


「心配すんな!俺が守ってやる。」

そう言って私の髪を撫でている心。

「う…うん。」


不安だけど、心が居れば大丈夫かな?気が重いよ…


「それから、俺以外の男とはしゃべるな!」


「なんで?」


「お前は、俺のもんだからだよ!」

心って凄く心配性で束縛するんだ。

それが、私には幸せを感じる瞬間なんだけどね。


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