Sunny Sunday
トニーはひとしきり笑った後、息を切らしながらあたしにこう言った。


サンは本当に面白すぎるよ。


ふん、お互い様!


そう思ってニヤニヤしながらトニーを見たら、笑顔が消えてる。


トニーが見てる視線の先は、ドアのところに立ってるジェイだった。


あ、もう帰る時間だ。
ジェイとアイコンタクトを交わして、立ち上がる。


トニーは複雑な顔でうつ向いてた。


あたしは、トニーにさよならもせず、ジェイのところへ走って駆け寄った。
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