Sunny Sunday
そしたらいつの間にか5時になってたの!


あたしはハイヒールを足につっかけて、外に飛び出した。


―――――‐‐‐


学校まで走りに走って5分。
息切れのせいでふくらんだ鼻の穴を隠すように手で鼻を覆いながら、門に一歩一歩、近づいていく。


あたしの鼻の穴がしぼみ始めた頃、ようやく門に人影が見えた。


なんと、ジェイが本当にいたの!!!(シンジラレナーイ)
しかも、そんなにサービスしてくれちゃっていいの!?ッてくらい胸元のあいたシャツ姿で。


ジェイは時計をちらちら見てる。心配そうな表情。

あたしを待っててくれてるんだッて思ったら、すっごく嬉しくッて、思わずジェイの前に飛び出しちゃった。


ジェイはすごく驚いて瞬きをした(キュートすぎる)。

それからニッコリして、来てくれたんだねッて優しく言ってくれた。

あたしは、もうドキドキしすぎて口から心臓が飛び出そうだったけど、何とか

「うん」ッて答えられた。

気持ちが落ち着いてから、手紙に書いてあったこと、
ホント?って聞いてみた。
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