少女は殺人鬼。




お母さん・・・?


コレは...





私がやった、の?



私がやったと疑いたくない、でも。






この部屋には私とお母さんしかいないのだから。






「ぁ・・・」





悲鳴を上げようにも、お母さんがこの世からいなくなってしまった"悲しみ"、私が捕まるかも知れないと言う"恐怖"、自分が人を殺してしまったと言う"絶望"に襲われて悲鳴なんて物は出なかった。


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