23時の情熱
自己嫌悪に陥ったまま、テレビを見ていた。
ニュースの内容は全然頭に入って来ない。
ただ、時計とテレビ画面を交互に見てはため息をついた。
………もう終電終わったじゃない…。
今夜は来てくれるんじゃないかと密かに期待していた。
時計の針は0時をまわった。
電話もない。
今日は来ないか………。
テレビを消して、ベッドへ入る。
寂しかった。
素直になれない自分が改めて嫌になる。
きっとまだ吉永課長達と一緒にどこかのキャバクラで盛り上がっているだろう。
会社の人といる時に電話はかけにくい。
諦めて眠りかけたその時、枕元の携帯が震えた。
ニュースの内容は全然頭に入って来ない。
ただ、時計とテレビ画面を交互に見てはため息をついた。
………もう終電終わったじゃない…。
今夜は来てくれるんじゃないかと密かに期待していた。
時計の針は0時をまわった。
電話もない。
今日は来ないか………。
テレビを消して、ベッドへ入る。
寂しかった。
素直になれない自分が改めて嫌になる。
きっとまだ吉永課長達と一緒にどこかのキャバクラで盛り上がっているだろう。
会社の人といる時に電話はかけにくい。
諦めて眠りかけたその時、枕元の携帯が震えた。