ダイスキ
そしてだんだん気まずくなり、黙ったまま教室に着いた。



健吾と同じように視線を感じる。




クラスにつくと、わたしは自分の席を探してまどがわの席に座った。






私はクラスに入っても女子からの視線を感じる。




イヤだな・・・。




でもこんな私にも話しかけてくれる女の子がいた。





「ねね!!名前なんていうの??私はね葉隅京(はすみ きょう)!!」






「えっ・・・と・・・私は凛。如月凛(きさらぎ りん)」





「じゃあ凛友達になって!!」






「えっいいの?私で?」





「なんで?」




「女子には嫌われてるから・・・。」




「ああ~佐藤兄弟のこと?別に気にしないよ?」



うれしかった。初めて友達が出来た。
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