友達
ワガママ
彼と、誰にも言えない関係が3ヶ月ぐらい過ぎた頃、
彼の彼女の誕生日が近づいた。
前から誕生日のプレゼント買いに行くのめんどくさいと私になげいていたから、彼女の誕生日の日は私も知っていた。
私は、彼に気持ちがバレない様に、そんな話も友達と話す様に振る舞っていた。
でも、3ヶ月の間、毎日のように仕事の後、私のマンションで会っているうちに、彼女といるより、私といる時間を優先してくれていた事に優越感を感じ始めていた。
不定休な仕事な為、平日休みがあえば、買い物やドライブなんかも行っていた。他人からみたらどうみてもカップルだったと思う。
彼氏、彼女という紙のない契約が無かったから、束縛などお互いしなかった。というかしてはいけない相手だとお互い分かっていたから・・・ だからかもしれない。お互い居心地がよかったんだと思う。
でも、私は彼に小さな恋心があった為ワガママを言ってしまった。
「ねぇ、11月20日って何か用事ある?」
その日は彼女の誕生日だった。
「何で?」
「ウチら休みかぶってるからさぁ、前の日ウチに泊まって早起きしてどっか行かない?」
「いいよ。なんも予定ないし」
彼の彼女の誕生日が近づいた。
前から誕生日のプレゼント買いに行くのめんどくさいと私になげいていたから、彼女の誕生日の日は私も知っていた。
私は、彼に気持ちがバレない様に、そんな話も友達と話す様に振る舞っていた。
でも、3ヶ月の間、毎日のように仕事の後、私のマンションで会っているうちに、彼女といるより、私といる時間を優先してくれていた事に優越感を感じ始めていた。
不定休な仕事な為、平日休みがあえば、買い物やドライブなんかも行っていた。他人からみたらどうみてもカップルだったと思う。
彼氏、彼女という紙のない契約が無かったから、束縛などお互いしなかった。というかしてはいけない相手だとお互い分かっていたから・・・ だからかもしれない。お互い居心地がよかったんだと思う。
でも、私は彼に小さな恋心があった為ワガママを言ってしまった。
「ねぇ、11月20日って何か用事ある?」
その日は彼女の誕生日だった。
「何で?」
「ウチら休みかぶってるからさぁ、前の日ウチに泊まって早起きしてどっか行かない?」
「いいよ。なんも予定ないし」