[短編]それでも君が好きなんだ





「なぁ、聖夜。聖美チャンの事あきらめたん??」


突然、和也に聞かれて俺は動揺した。

「なッ・・・何言ってんだよ!!もうあきらめたしッ」

本当はあきらめられていなかった。

それどころか、前より気持ちがデカくなっている気がした。

「ふぅ〜ん。まッ何でもいぃけど。でさぁ!!今日、合コン行かねぇ!?」

「はぁ!?行くワケねぇじゃん。」

「頼むよ〜!!M女の子とやるんだケド、男が1人たりねぇんだよ!!!」

「行きたくねぇもん。」

「行こぉよ〜!!わかったッ!!来てくれたらお前がほしがってたCDやるカラ!!」

「まぢで!?行くだけでいぃなら行くよ。」

「よしッ!!んぢゃ決定★6時に〇〇駅前集合な〜!!」

そう言うと和也は行ってしまった。

あ〜ぁ・・・

合コンかぁ・・・

めんど・・・









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