【短】藤目くんの秘密★



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あっという間に今日が終わって、あたしはとぼとぼと帰宅中。

部活とか面倒だからやってないあたしは、授業が終わればすぐ帰宅。


…まぁ、家でまたゲームをするわけなんですけど。



━ ヴ― ヴ―

「わっ」


ぼんやりしすぎてて、突然ブレザーに入れた携帯が振るえたことに驚いた。


取り出すと、男友達のヒロからの着信。



「もしもし?」

『あ、真央?お前今何処にいる?』

「んーと、道?」

『は?わかるかボケ』


ヒロとは中学時代からの付き合いで、こんなやりとりが日常的。



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