さよならを君に
第一章 Γ足音」
僕の名前はΓ立花佑真」。



僕は今日も、ここに来る。


このドアの前に。


コンコン。



このドアを叩くたび、僕の体に緊張が走る。


ガチャ。



このドアに手をかけるたび、僕は笑顔を忘れない。
< 1 / 10 >

この作品をシェア

pagetop