さよならを君に
Γそろそろ帰らないと…」


アリスは一瞬顔を曇らせた。



Γそっかぁ。明日も来てくれる?」


Γもちろん。飛んで来るから。」


Γうん。待ってる。」


部屋を出るとそこはさっきまでいた世界とは別世界だった。


そこは冷たい静寂が広がっていた。


< 7 / 10 >

この作品をシェア

pagetop