今君に伝えたい事...
サッカー部は新人戦に向けてレギュラー争い真っ最中だった。
俺と将は既にレギュラー獲得をしていたため、自分のプレーに集中するのみだったが。
「大輔!何の話だったんだ?」
早速休憩時間になると将や他のメンバーも聞いてきた。
「文化祭だってさ」
「2年生って…模擬店??」
「らしいな」
俺は将の質問に軽く答えながら準備をし、早速練習に参加した。
ある日のこと。
「今日は文化祭で何するか決めてくれー」
担任がホームルームで話題をしてきた。
一斉に教室がざわつく。
「廣田、杉浦!進めろー」
担任ののんびりした指示と同時に、俺達は話し合いを始めた。