今君に伝えたい事...

暫くすると、担任が教室に入ってきた。

しかし、相変わらず教室はざわついている。


「なぁなぁ、大輔」

「どした?」


前の席に座る将が振り返ってきた。

「可愛い女の子いたかぁ?」


寝ぼけていた目が覚めた。



「…さぁーな」


「何だよ〜お前」


高校2年にもなれば彼女が欲しくなるだろう。
俺もその一人だった。
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