今君に伝えたい事...
「大ちゃん、ありがとうね」
「おう」
ある程度練習をし、二人で校舎に向かって歩いている時だった。
「また自主トレ付き合ってよ!」
「次は俺のな?」
「うんっ!!!」
杉浦の力になれるのは嬉しかった。でも、次は俺の自主トレも付き合って貰いたかったから誘ってみたのだ。
ためらいもなく頷いてくれた事がかなり嬉しかった。
校舎の中へ戻り、俺はサッカー部が使用している教室を目指した。
「遅かったじゃん」
「まぁな」
タイミングよく将と会った。
「今から銭湯行くけど大輔も行こうぜ」
「おぅ」
俺と将は汗を流しに学校から近い銭湯へ向かった。