今君に伝えたい事...

「将…それにしてもどーして星なんか見るんだ?」


俺は今頃そんな疑問を抱いていたため、将に聞いてみた。



「今日は流星群が見れるらしいんだ!俺流れ星見たくて〜」


「私も流れ星すきだな!」

杉浦の声も盛り上がっていた。




流星群を待っている間、将がそっと話しかけてきた。


「なぁ大輔…俺、奈々ちゃんと星見ていい?」


「えっ??」


「頼むッ!ほんの少しだけ離れて見るだけだから〜」


俺的には全く構わなかったから普通に聞き入れた。


「ありがとうな!大輔」


そう笑顔で言うと将は早速滝沢の元へと行った。
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