この先も、ずっと。
車を降りて、冬夜と手を繋ぎショッピングモール内を歩く。

「ねぇ、あの雑貨屋見ていい?」

「おう。」

そこには、可愛いインテリア雑貨が並んでいた。

「見て。このクッション可愛い!」

私はそう言って、
クリーム色のハート型のクッションを手にとり、冬夜の返事を待った。

「おっ、良いじゃん。
部屋にあるソファーに合うんじゃない?」

「だよね!買っちゃおうかな~」

「俺も新しいテーブル欲しいんだよなぁ。
良いのあっかな…」

冬夜は店内を物色し始めた。


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