この先も、ずっと。
「美紅?何怒った顔してんの?」

「別に。

じゃあこっちの小さい方にしとけば?
1人暮らしにピッタリだよ。」

苛々しながら、
さっきより二回り小さいテーブルを指差し、早口で言った。


それから私は、クッションを購入するため、足早にレジに向かった。



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