One~一人一人のLIFE~


20分後


「ぐわっ!!」



ドサッ


あたしが見たのは
次々に殺られてく
創志達の姿だった



「僕をナメない方が
いいよ?」


文也君はニコッと
笑いながら創志の方を
向いた



文也君はしゃがみ込んで創志と目を合わせた


「お前さぁ…

イジメ以外に
やる事無いの?

空手とか
スゴいんじゃねぇの?

だったらさぁ
そう言うのに
力使ったら?

イジメをする奴ってさ
みんなに認めて
もらいたいから
そんな阿呆
みたいな事
するんだよね

認めてもらいたい
んだったら
ちゃんとした事で
認めてもらえよ

んな他の人
傷つけんなよ」



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