One~一人一人のLIFE~
あたしはいつも通り
文也君と一緒に
帰る事になった
「あのさ…
ごめん加藤に
呼ばれたから
行って来るね?」
そう言って
文也君はどっかに
行ってしまった
ちょっと待ってよ!?
もしかして秋
文也君に告るんじゃ…
そんな…
あたしは辛くて
一人で帰った
秋と文也君
付き合うのかな?
嫌だなぁ…
でもあたしは
告白何て出来ないし…
そんな事を
思いながら
家に帰った
家に帰ってから
ちょっとして
ピーンポーン
とチャイムが鳴った
誰だろ
「はぁい…?」
ドアを開ける
そこにいたのは
息を切らした
文也君だった
「何で先
帰っちゃうの?」
「何でって
秋に告られたッ…」
慌てて口を押さえる