俺に堕ちろ!
『決めた!!!』



「「は?」」


勇樹と啓二がハモった


『記念すべき100人目だよ!』



「「だれ?」」






『桐谷京香』



俺は机に両手をついて二人を睨み付けながら言った



「「……………。」」


ん?反応無し?





「「アッハハハ」」




なっ何で笑う!!!



「お前が桐谷京香?」

勇樹がバカにしたように言った


「馬鹿馬鹿しぃ」


啓二まで!


『なんだお前等!無理だって言いてぇのか』

「「無理だ!!!」」


「京香ちゃんがおめ~みてぇなチャラ男を好きになるはずないだろ?」


『なんだと?』


「同感だ。彼女はその辺の馬鹿女とは違うぞ」



『女は女だ。女なんてなぁ、堕ちるツボは皆一緒なんだよ!』





クソッ見てろよ!絶対俺の女にしてやる!


次の日から俺の猛アピールが始まった。



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