俺に堕ちろ!
『桐谷さん♪』


俺は教室のドアに手をついて彼女に笑いかけた


「………。」



はい!シカト(涙)。


『桐谷さ~ん!』


今度は下校中の彼女に教室の窓から手を振った



「………。」



チラッと見てまた後ろを向いてしまった。


「諦めろ。」



勇樹が俺の肩をポンポン叩きながら言った。



『うるせ~よ!』



絶対諦めね~



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