俺に堕ちろ!

会いたいのに

桐谷京香

何度も彼女の名前が宙を舞う

重症だ

俺は初めての感情に戸惑いでもなんか人生桜色?

ピンクな感じ?

いや、キモいから

俺はベッドに大の字になって天井を見つめたままずっと桐谷京香の事を考えていた。


考えてるだけの彼女との思い出がないけど
今まで簡単に出来てたたらし根性なんて無いけど

な~んも無いけど



でも



ただ会いたい

何時もみたいに会いにいければ

女なんて堕ちるツボは一緒……。

そんな風に思っていた自分は過去の存在で、お互い惹かれ合って付き合ってる奴等をスゲーと思った。


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